覚えてらっしゃいますでしょうか、
2ndオリジナルアルバム収録のパンク・メロコア系インストを。
あの曲は元々、作曲当時やっていたバンドの為に作った歌モノだったのですが、
この度「推しの声が使えるボカロ」が使えるということで、
思い切って歌モノとして再々リメイクしました!!
歌詞は追記部分の最後に貼ります。
そして追記に諸々仕込んでおきますので、
読みたい方はそちらをどうぞ。
milktub、Hi-STANDARD、ニューロティカ、この辺が作曲当時好きでして、
特にハイスタは後々再結成・新譜発売という流れに心躍らせたわけですが、
その後SHADOWSというバンドも覚えてしまったんですね。
ウィキペディアはメロコアとかラウドとかエモとか書いてるけど、
ゴリゴリのハードコアパンクだなと思ってます。
ってのも、スラッシュメタルかよってくらいの速さで90秒くらいを突っ走るとか、
そういう曲が当たり前にあるので…。
で、その悪影響がサビに出ました。
元々サビはドカドカやるにしてもシングルペダル想定だったんですよ。
それに当時は人に叩かせるから「趣味」を封印してたんです。
でも今はSHADOWSみたいなバンドもあるし人のこと気にしなくていいから、
好き放題やっちゃおうかな、って…。
結果、今まで作った曲でも一番激しくなりました…。
なお歌詞の方ですが、これは感謝と宣言の歌です。
ワンマンでHooK(現ROCKATERIA)をパンパンにするなど、
とにかく当時のバンドのファンに感謝することが多く、
仕事中に浮かんだサビの為に残りを作って、
歌詞も一気に自分で書いたんですね。
この歌の「星」は文字通り「スター」です、
いつか憧れたギタリストやバンドです。
「ああなりたい」じゃなく「あれを超えてやる」という、
今で言うところの「憧れるのをやめましょう」なんですよ。
そういうのを笑う連中に全力で中指を立ててやりながら、
支えてくれる人達がいるフロアに叫ぶんですよ、
「そうやって見に来てくれることが力になるんだ」
「ここで満足する気はない、まだ上がある」
そういうライブで歌うことにこそ意味がある曲です。
幸いそのバンドでこの曲をやることはなく終わりました、
何しろリーダーが「エアギター」と言われるほどへたくそで、
それに付き合って練習する内に色々と弾けてた曲が弾けなくなって、
それでいて「おれは演奏以外を頑張ってる」と開き直られて、
そんな感じで、メンバーでなくファンにケジメつけて抜けたので。
そして今、そんな曲を頑張る推しの声で作り直せる、
なんともありがてぇことですよ。
今のところ一番良い音でギターが録れた自信があるので、
すべての音を楽しんでください。
<<一番星>> K's Guitar Shop feat. Ciちゃんβ(VX-β)
作詞・作曲:茶豆@K's Guitar Shop
見上げた夕空に ひとつ光る一番星
「掴めそうだ」なんて伸ばした手を
途中で握り締めた
「いつかきっとあの星より輝いて見せる」なんて言ったけれど
誰一人 本気にしなかった
もし良ければ 歌わせて欲しい
不器用な僕だけど
もし良ければ 聞いていて欲しい
今だけで構わないから
「夢は捨てろ」なんて笑うけれど
捨てられる訳なくて…
心配かけ 迷惑かけ
「ごめんね」とは思ってるの
けどそれでも 捨てられるほど
小さな夢じゃない!!
出来るのなら 歌い続けたい
それしか出来ないから
出来るのなら 聞いていて欲しい
それが僕の力になる
走り続け 疲れ果てて 倒れそうで
でも諦められなくて
前だけ見て 進み続け
ココに辿り着いた
もっと高く きっと高く跳べる
だから僕はココに居る
だから今は 歌わせて欲しい
あの時の星の為に
今だけで良い 歌わせて欲しい
もっと輝いて見せるよ