元々クラフトマン・リペアマン等、作ったりする側としての楽器業界志望の身です
録音環境のソフト面は散々いじくってきましたが、
ハード面、つまりギター側はしばらくいじってませんでした
いじる部分というとピックアップ交換くらいしか思いつきませんでしたので
が、ひとつ思い出したことがありました
「SSH配列のギターは両者の音をちょうどよくする300kポットという選択肢がある」
随分前に手に入れた知識ですが、これでひとつ思ったんですね
「手持ちのギターすげぇトレブリーだけど、ピックアップ以外で解決するのでは?」
その検証を動画にしたのがこの2本です
1本目はセイモアダンカンのSH-13 Dimebuckerです、
ダレルが好きなら「ネック側とブリッジ側のコイルが逆になるようつける」のが定番ですので、
ロゴ等すべて消した上でそうつけてます
ESPにオーダーしたポットベリーベースのギターに載せていたのですが、
録音に使うとどうしてもトレブリーな気がしたのでこの比較を行いました
結果、とても使いやすくなりながらも気に入った部分は損なわれませんでした
2本目はL-500XL、入手しやすいBill Lawrence USAの物です
これは衝動買いだったのと、載せるギターに合わせてあえてこの載せ方です
L-500Lは何度も試したんですけど、パワー不足で外しちゃったんですね
今回は元々ついていたボリュームポットにガタが来てましたので、
交換も兼ねての検証でしたが、やはり250kがクセを残しつつ扱いやすく変化しました
ちなみに、こちらは動画にしていませんが、
レフティストラトを弄った時に使ったポットは500kでした
が、その後の調べで「シングルサイズハムは250kのストラト・テレへのポン付け想定」と知り、
実際、扱える範囲とは言えトレブリーでヌケはやたら良いんですよ
なので、シングルサイズハムのみの疑似3Hや疑似2Hのストラト・テレ等は、
コモると思ったら500kにするとヌケが良くなる可能性はあります
逆に、何を載せてもトレブリーで扱いにくかった自作LPですが、
250kポットにすることで常識的な範囲にまとめることに成功しました
・まとめ
「ギターのボリュームポットは、トレブリーと感じたら250k、コモると感じたら500kにしてみる」
勿論他の要素で改善されることもあるとは思いますが、
特に自作派・改造マニアの皆さんは、通常と違う個体を多数扱うと思いますので、
是非参考にしてみてください