2018年09月17日

【Spirit of a warriors】Senshi Japan Tour 2018 in Sendai supported by ジャイコナイトセンダイ【戦士の精神】

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9/14、半年近く待ったその日が来ました。セルビアの生んだ突然変異とも言うべきバンド。
ファミコン由来のゲームサウンド、7弦のAがゴリゴリ響く今時のメタルサウンド、
喉を潰すかハイトーンが多いメタルにおいて異質なレゲエ由来のボーカル、
そこに重なる三味線や和太鼓のような日本由来の和楽器。
異常な日本愛を力に「日本に行きたい」と叫び続けた、親日国の親日バンド「Senshi」。




絶望的な状況をひっくり返す形で3月末に120%の達成率を記録、
約300万円を集めて見事にアルバム制作とツアーの資金を確保しました。
そんな怒涛の追い込みを見せた、いや魅せたバンドが、
クラウドファンディング開始前から連絡を取っていた、
ジャイコナイトセンダイのDJネモトとの約束を果たす形で、地元仙台にやって来ました。
クラウドファンディング期間中、おれもブログを書きました
とても凄いことなんです、日本のバンドが交流のある海外のバンドを呼ぶ、
しかもその資金をクラウドファンディングから自力で調達する。
今後このケースを参考に、バンドがバンドを呼ぶことで今まで以上に、
そして過去に無い形で来日公演を実現させるバンドが現れるかもしれないんです。
ただ、あえてその本質的な部分は無視して、
「何をすれば良いか教えよう」「おれはこのシステムを使ったことがある、教えられることがある」
「知らない単語に怯える必要はない、こういうことだ」
そういうところだけをまとめる形で書きました。自分の語るべきものではないと思ったので。
自分にできるのは、自身が支援をして、支援をしたい人の背中を押すことだと思いました。
結果、本質的な部分を省いたので、正直なところ、達成の瞬間まで悩んでいました。
それを軽く引き摺りつつ現場入りしました。


結果として、入場時に特殊な入り方だったので軽くごちゃっとしましたが、
無事にリターンを受け取ることができました。
そしてシャツの一枚を着て、残りをロッカーに入れに行ったところ、
向こうから歩いてくるやたらゴツくてドレッドがいかつい、日本人ではないお兄ちゃんが…
あれアダム(Vo. Adam Rakic)じゃね!?

実はInstagram(@chamame_kgs)で、一週間前からSenshi来仙当日までカウントダウンを不定期にしてまして、
アダムとはそれ以前からFacebookで繋がっていたんです。
そのカウントダウンの中に、「Jump Up(MADRED cover)」を少しだけ弾いた動画がありまして、
そこで着ていたヘルイェーのバンドシャツを当日も着てました。
Facebookの方でちょくちょくリアクション貰ってたので、その上から着ていたSenshiシャツをめくって見せると、
「あー!あんただな!」って感じでわかってもらえました。

荷物しまうのそっちのけでラウンジに移動、早速記念写真を撮りました。
背ぇ高っ!ゴツっ!ドレッドすげぇ!そんな感じでした。
そしてロッカーに戻って気付く、「お土産に持ってきた冬コミのCD渡し忘れた!」
保護用に包んでいたタオルと一緒に持って再度ラウンジへ、渡すととても喜んで貰えました。
おれの曲がCDで海を越えるとかわけわからなすぎて草ァ!!

フロアにはDJブースが組まれ、国分町のバーsix69nineのGUYさんと、ネモトさんに軽くご挨拶。
いつものイベントのノリで過ごしてたら奥からギターのSrdjan Toljagicが。
その場でツーショットをお願いしましたが、
トレードマークのゴツいマスクと裏腹に、優しそうな感じのお兄さんでした。

初めてのバンドばかりでYouTubeで予習したりしてましたが、予習関係なく煽ってくれるのでガンガン暴れられました。
A Barking Dog Never Bitesは楽器隊の暴れっぷりと、ツインボーカルのエグい煽りで早速サークル走ったし、
Ailiph Doepaはどういう人生を過ごせばこうなるかわからない、そういう予想不可能過ぎる展開と異常にブルータルな曲の連続。
DJネモトのプレイは選曲から煽りまでただのライブだし、絶叫する60度のふたりは他のバンドを食うほどの弾けっぷり。
そんなバンドを観ながらフロアとラウンジを行き来しつつ、
ベースのSzabolcs Szecseiと写真撮ろうとして、「カメラ逆だぜ」って言われてしまったり、
ドラムのAleksander Savicはインスタでフォローしたら返してくれてたので、
「知ってると思うよ」ってヘルイェーシャツ見せたら、「ああー、知ってる知ってる」と返してくれました。
ツアー関係者のツイッターでやたらお茶目なところを見せているのがドラムです。
ネットありがてぇ、母国語全然違うし、お互い第二言語はつたない英語なのに繋がってわかりあえるとか、
草も生えぬほど素晴らし過ぎる。

そしてこのツアーのホスト、ROA
生か同期かの違いこそあれど和楽器三味線を使う、Senshiと共通点のある日本のバンドです。
残念ながら三味線のmoroboshimannさんが持病の為不在…。
しかし、それをハンデともしない強烈な演奏でした。
MCでは裏側のトークもありまして、曰く…

「強い酒持って行くと言われたら40度くらいの強めの梅酒だった」
「全員風邪ひいた上にゴツいせいか治りと症状出るのが遅い」
「あのガタイで少食」

これでも十分面白かったのですが、ツイッターでは更に…

「PASMO作ったら名前の読みが『巨根』に近くなった」
「ドラマーは飲んだ後のテーブルを綺麗にしないと気が済まない」
「着いてすぐ飲み会して、来れる相手に片っ端から『来い』と連絡していた」
「80年代くらいのポップスで合唱」

もう見た目とのギャップがエグいほど面白い。

そしておれもブログに書いたセルビアと日本の関係の話。泣かされそうでした。
Masatomoさんが、歌声と同じような沁みる良い声で話すもんで。
ストレートにただただ日本が好きだと言ってその結果、このツアーにたどり着いた、と。
更にAiliph Doepaのアイガーゴイルさんが言うには…

「日本でライブするなら初ライブは日本でやりたかったらしい、
今回のツアーがSenshiの正真正銘の初ライブだ。
どんな貞操観念してんだよ!」

とのこと。ほんとなんなんだよそのオタクの処女信仰みたいな奴!ありがたすぎかよ!


そんな前情報で迎えたSenshiのライブ。
転換中にGUYさんが流したメタリカ、ステージまで聞こえてたようで、Srdjanがリフ弾いてリアクションしたのは笑いました。
いざ始まれば、京都辺りで聴こえてきた「喉潰した」という情報もなんのその。
全力で楽しむSenshiとそれに応えるフロアがありました。
Musical Warriorsでのアダムを囲んで走るサークルピットは、今まで経験した中でも最高にクレイジーなピットでした。
他にも、そういう密度でないのにダイバーが後ろから来たり、ただただ笑顔に溢れたノーマルなモッシュ、
あれだけハッピーな現場は初めてでした。
それとは別で、ネモトさん含む関係者がステージ袖に見えまして、泣きながらSenshiのパフォーマンスを見てるのを見つけた時は、
こちらも泣いてしまいそうでした。
実際には涙より汗が大量に出て大変でしたが。

最後はROAのMasatomoさんとマニさんも参加して、Senshi No Seishinで「戦士の精神」の大合唱。
マニさんは公演数の倍、ステージに立ってたそうです。エグい…本当の戦士です…。

全部終わって写真を撮ると、アンコールの声が。
仙台公演全体のホストであるネモトさんから、「アンコール無しです」の声がかかるものの、
なんとSenshiメンバーが現れてもう一曲やることに!アルバム一枚分ぶっ通しで演奏してからのアンコール、
来日のキッカケでありSenshiの始まりの曲、Musical Warriorsでした。


京都のJustice For Reasonのボーカル・やんちさん
この方がツイッターで最初に紹介して、ブログでもまさかのインタビューを掲載していました。
その頃から言い続けたこの言葉…

「日本が好きだ」「日本に行きたい」

発信し続けた結果、「Dream come true」を体現したバンド。
その思い出の一部になれて本当に幸せな夜でした。

終了後、ネモトさんとも軽く話を。
結果的にあの時のブログは、
しっかりと誰かを後押しすることができていたようです。
そしてそこで話したことがあります…

「何かを諦める時、お金以上にくだらない理由はない」

お金はともかく在庫を抱える現状やらなんやらで苦労してて、製作資金は確実に私生活を締め付ける形で確保している。
そんな自分だからこそ、資金不足や目標未達成で、Senshiが日本に来れないのは絶対嫌でした。
それが少しでも誰かの力になれたのは嬉しかったです。

その後、ラウンジにアダムがいたので声をかけました。
息も絶え絶えの状態で言葉も上手く出て来なかったのですが、凄かったと言いたかったのはなんとか伝わったかな、と。
そしてロッカーから荷物を出してからSenshiの4人に一言。

「Please come back to Japan. OK?」

全員帰ってくると答えてくれました。
そして更に一言、この日のために用意したカンペから。

「Vidimo se!(セルビア語で[またね]らしい)」

スリップノットのコリィは演者ですが、現地の母国語をある程度勉強して少しだけですが、
オーディエンスが普段話す言葉でのコミュニケーションをしてくれます。
それを真似てセルビア語のメモを用意していったのですが、全員笑顔で「Vidimo se!」と返してくれました。
Google翻訳の発音が参考にならず難しい勉強でしたが、用意しておいて本当に良かったです。


今後どうなるかはまったくわからないです。
余程の成功がないとバンド一本ではどうにもならない、そんなイメージの強いヘヴィメタルですので。
でも、道を見つけた彼らはきっとまた来てくれる、そう信じて次のジャパンツアーを待とうと思います。


Dear my friends

Hvala što ste došli u Sendai! (仙台に来てくれてありがとう)
Hajde da se sastanemo na sledećoj turneji! (次のツアーで会いましょう)
Vidimo se! (またね)
by Google Translate

茶豆(Chamame) aka Kubota 2018/09/17
@ks_guitar_shop(Twitter)
@chamame_kgs(Instagram)
posted by 茶豆 at 03:44| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする