2018年06月09日

レフティストラト再生への道 〜第4話 ピッチに関わる作業は練習用ギターという名の生贄を用意しよう〜

知識はあるけどブランクもある

やり方がわかれば良いというわけでもないのがギターの世界

道具と知識でブランクをぶん殴れたのかどうか…?


弦は後々使うのでナットから行きます

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マスキングテープで関係無い塗装面、そして1フレットを保護しておきます

ナットは指板材とナットの隙間をカッターで何度かなぞって、

叩いてやれば剥がれて取れます

ブリッジ側から叩くと、ギブソン系なら塗装が、フェンダー系なら指板が死にます

そして事故発生

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専門学校入学前のセミナーに持ち込んだ時、

元々のナットを外してひっくり返し、プラ板をつけて高さを稼いで、

溝を切り直して使っていました。そのプラ板が残ったわけです

これを専用の工具で溝や指板を不必要にえぐらないよう剥がして、こうです

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ちょっと塗装がやられましたが、及第点でしょう

ここにPICKBOYのナット材、今回は牛骨を削って、

溝の幅にギリギリ納まって外すこともできるくらいまで厚さを調整します

アーチがついてるのでそれを削って接着面も確保して、

このようにはまりました

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指板サイドに沿う線を引いて、横幅も合せます

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そして両側の高さを決めて、

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その間に線を引き、

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削って高さ調整していきます

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シャーペンでぐちゃぐちゃ線を描いた部分が余分です

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線がなくなる直前くらいから溝切りです

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左右にちょっとスペースを取ってその間を5分割

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ペグに向かって直線になるように溝の位置を決めます

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溝切りヤスリがズレないように軽く1弦用ヤスリで削って、

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6弦から切ります。これは溝の深さを見ています

3フレットを押さえて弦の下と1フレットの頂点との隙間を見て決めます

これをあと5回繰り返して、

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見事、弦が納まりました

この弦は切ってしまうのでこのままヤスリで削って高さを決めます

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全体の形が決まったら紙やすりを200〜2000くらいまで変えながら磨いて、

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ヤスリがけが終わったらコンパウンドで磨いて終了です

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ついでに指板に軽くオイルを

オレンジオイルは定番だけど揮発性が高いので、

僕はここで、オリーブオイル…いや、結構いいもんですよ?匂いも気になりません

続いてペグのビスを外していきますが、手応えがおかしい

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一本、穴の中に残りました

こうなると周りをその深さまで抉ってやらないと取れません

古いビス穴は残すリッチー・ブラックモアスタイルで行きます

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ペグを並べて、

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ペグの穴をシャーペンで罫書いて、

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穴のセンターを狙って目打ちして、手持ち工具の限界まで下穴を開けます

いきなりビスからやると最悪ビスが千切れて死にます、細いビスは弱い

或いはドライバーでナメてしまってしめるのも緩めるのもままならなくなります

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まぁこのくらいは勘弁してください

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テンションピンは巻弦でもひっかかりの無いタイプを移植しています

元々ついてたギターはこうなってます

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そしてこれが、全ての作業の終わったストラトです!!
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これに命を吹き込みます

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ヘッド裏はシオリエクスペリエンス

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ヘッドの表とボディはガールズ&パンツァーリボンの武者

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ここ最近のお気に入りの作品ふたつへのリスペクトを込めました

これにて完成!!

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今後隙を見て動画にもしたいので、

音はその頃にでも


多分全編これで弾くような曲でもなきゃ出番は…


何はともあれ、

全4回、お付き合い頂きましてありがとうございました
m(_ _)m

posted by 茶豆 at 21:26| レフティストラト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする