2012年04月27日

C80収支報告完全版

P1000319.JPG


まずは、売上金の振込みが遅れたことについて、お詫び申し上げます。

C80終了後、収入がなくなってしまったが通院しないといけないという状況に置かれてしまいまして、
再就職まではそれまでの蓄えや給付金に頼る生活でした
CDの製作費は自分で稼いだお金、その一部が戻ってきたのが今回振り込んだ売上です、
そこを考えた時に、「給付金を貰っているのにそれをどこかに寄付とはどういうことか?」という疑問が離れませんでした
ですが、あくまで一身上の都合でございますので、今回ケジメはしっかりとつけさせていただきました。


・振込先について

3.11の日記で書いた通り、今回は福島県へ振り込ませて頂きました。

金額についてはC80参加直後の日記に詳しく書いてありますのでそちらをご覧ください。
当初の予定では「日本赤十字」への寄付ということでしたが、
C80後の被災地に関する各種報道を受けまして、風評被害という二次災害に苦しむ福島県へ直接振り込ませて頂きました。
そして、当初は義援金として振り込む予定だったのですが、
振込先を調べていた時に「寄附金」という物について知ったので、そちらとして振り込ませて頂きました。


・寄附金と義援金の違い

福島県のHPに詳しくは載っておりますが、一応説明させて頂きます。

義援金は県民の皆様に分配される、支援物資に近い物だそうです。
一方寄附金に関しては、「県の災害復興事業の資金となる」ということでした。

各種報道を受けて色々考えた結果として寄附金として振り込ませて頂きました。
義援金として振り込んだとしても、振り込んだ1万円が何人の人に分配されるのかを考えると、義援金にはできませんでした。
もしかしたら分配された結果1円にもならないかもしれないのです、
1円の差で何か出来ることはあっても、1銭、1厘の差で出来ることは少ないでしょう。
それに、福島県民の定義についても疑問がありました、本籍が判断基準なのか、福島在住の人間が対象なのか。
そう考えた時、私はこう思ったのです。
「福島に住む人・震災後離れた人・震災当時他県に住んでいたが福島出身の人・これから福島で生きる人、すべての人の為にお金を使いたい」
こう考えた時、仮設住宅や学校等、各種施設の復旧作業に使われるという寄附金が一番良いと思いました


震災から数か月経過した頃に良く言われていた言葉があります。
「一時的な物ではなく、継続的な支援が必要である」
一時的に被災地の方の助けになる物が一番重要というわけではないと判断しました。
今後、あの時あのお金があったからこれが存在する、そう言えるような支援をすべきと思い、寄附金として寄付をさせて頂きました。
ご理解の程、よろしくお願い致します。


最後に、イベント当日に足を運んでCDをお買い上げいただいた皆様に深く御礼申し上げます。
今後も同人サークルK's Guitar Shopを、よろしくお願い致します。

2012/4/27 茶豆
posted by 茶豆 at 22:06| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする